Q&A
大切なQ&A

よくあるご質問を掲載しております。
ご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

Q.プレハブってどういう意味ですか?

A.一般的には工事現場の事務所やホームセンターにある倉庫などをイメージしますが、本来は規格サイズで柱や屋根、壁などの部材を工場生産し、様々な基準をクリアし「認定」を受けた製品を、現地で組み立てる「工法」を意味します。
弊社はプレハブ工法の経済性や工期短縮につながるメリット等を活かし「軽量鉄骨ブレース工法」に取り入れ、3坪程度の倉庫から3,000㎡を越える建物まで製造・施工をしています。

Q.「軽量鉄骨ブレース工法」のメリット?デメリットは?

A.以下をご覧ください。

■「在来重量鉄骨造」との比較

  • 「軽量鉄骨ブレース工法」は想像以上の大きな建築が可能です。平屋で3000㎡、軒高9,000㎜、最大開口部12m以内の 建物であればメリットを大きく享受できます。それ以上でも建築は可能ですが、構造材が複雑になったり、施工日数を要したりし、デメリットの方が大きくなるので、他の工法をお奨めしています。
  • 在来重量鉄骨造に比べ、鉄骨重量がほぼ半分程度まで減らすことが可能です。
  • ただ、軽量鉄骨の場合、構造部材が多いために、加工に手間隙がかかります。重量が減った分コストが下がるわけではありません。※「軽量鉄骨ブレース工法」採用時の全体コスト縮減幅の内、鉄骨部分は30%程度です。
  • 基礎は基本的に布基礎(木造住宅と同じ)になります。独立基礎に比べコストを大幅に縮減することができます。
  • 地盤改良コストを大きく縮減できます。柱状改良を必要とするケースもほとんどありません。あっても小規模ですみます。(建物の重量が軽いため)
  • 柱がすべて壁の中に納まりますので、柱型や梁型はありません。空間を有効に安全に活用できるメリットのほかにも、外壁工事や内装工事においての施工の容易さは工期の短縮を可能にします。また、無駄にする部材の軽減が可能です。

⇒結果「軽量鉄骨ブレース工法」を採用することで、
トータルで建築コストの大きな縮減ができます。

  • 重量鉄骨造に比べ強度が低いのではと懸念される向きがありますが、建築物ですので、「建築確認申請」も「完了検査」も同じように承認されます。
  • つまり、双方とも「構造設計」に裏打ちさえれた構造ですので、耐震・耐風・耐雪等同じ強度があります。ただ、強度を出す方法が違うだけです。事業用建物の減価償却においては、耐用年数「軽量鉄骨造」は27年(構造材の厚さ4㎜以下)「重量鉄骨造」は34年(構造材の厚さ4㎜以上)となっています。「軽量鉄骨」は鉄骨の厚さが6㎜以下と定義されていますので耐用年数では「重量鉄骨造」に含まれることになります。
  • ただ、弊社の場合は、「軽量鉄骨」専門ですから、施主様のご意向を考慮した上で、「構造設計」を行い、様々な観点から「軽量鉄骨ブレース工法」のメリットが最大限活かせる、最善の方法をご提案させていただきます。

■「在来木造工法」との比較

  • 木造に比べ構造部に狂いが生じにくい。木造の場合、木材の性質上経年により各接合部に乾燥による緩みが生じます。また、職人の技量により仕上がりが左右されます。すべての構造部材は工場加工するために、施工期間は間違いなく短縮できます。プレハブは間取りや、増改築時の自由度が低いと言われますが、弊社は「自由設計」が基本なのでそのような見解とは無縁です。ただ、施主様のお話をお伺いして、軽量鉄骨では表現しにくい、また、メリットをあまり感じていただけない場合には、正直に申し上げご辞退させていただいて下ります。基本的に柱はすべて壁の中に納まりますので、柱型や梁型はありません。屋内を有効に安全に活用することができます。反面、木造建築では木目の美しさを現しにしたり、木の香りなど、自然素材の良さを表現できるのは大きな魅力ですが、残念ながら、鉄骨では表現できません。

Q.耐久性はどのくらい?また、メンテナンスは?

A.建物は20年、30年、それ以上と耐久性は充分保証できます。しかし基本的に金属製品が構造物の主体ですので、特にサビへの対応は必要です。
弊社製品は、屋根、壁材はサビ、熱反射に優れたガルバニウム鋼板、屋根材固定にはステンレスボルト、柱、梁などには、シアナミド系サビ止め塗料の重ね塗り等を標準仕様としています。
また、弊社の工法は基本的には柱が外部に露出しませんので、酸化を軽減できます。しかし建物を美しく保つ為には外壁材の張替やサビ止め塗装などでケアすることはお奨めします。
弊社では、点検をかね、施工物件の診回りなども実施しております。

Q.100坪程度の店舗を建てたいのですが、プレハブでできますか?

A.プレハブでと言われますと少し困りますが、弊社の「軽量鉄骨ブレース工法」で対応できます。200㎡を越える場合、建築基準法で「構造計算」が義務付けられています。一般の建築工務店だとRC構造か重量鉄骨造を提案されます。「構造計算」が比較的容易に可能であることと、これまでの常識だからです。しかしいづれの在来工法も、大きな基礎、太い鉄骨、工期が長いなど、コストを上げる要素が沢山あります。
 弊社の工法は小さな基礎、軽量な鉄骨、工場加工などで工期の短縮、コストの縮減をはかります。「軽量鉄骨ブレース工法」一筋で培ったノウハウは「構造計算」をはじめ、「建築基準法」も当然クリアできます。仕上がりも屋内、外部とも柱の突起がなく平面になりますので、見た目も美しく、使い勝手の良い、耐久性も充分な強い建物となります。

Q.坪あたりの価格はどのくらいですか?

A.よくあるお問合せですが、広さ、間取り、基礎、地盤、仕上がりのグレードなど価格を決める要素は沢山あります。そのため坪あたりいくらですとはお答えしにくいのですが、在来の重量鉄骨構造や木造に比べ、建築コストは間違いなく軽減できます。
只、建物によっては「軽量鉄骨ブレース工法」で対応しにくい物なども有ります。デメリットも充分ご説明した上で御検討いただきます。いずれにしましても、弊社では施主様、ご購入者様のご予算、ご利用目的、設置場所、施工場所等をお聞きした上で、最良のご提案をしたいと考えております。

Q.製品をみることはできますか?

A.本社・工場に展示場を併設しておりますので、いつでもご自由に見学できます。→「展示場」
また、施工物件のご案内もいたしますのでお気軽にお申し付け下さい。また、お気に入りの展示品でも、窓の場所が悪い、壁の色が気に入らないなどリクエストがございましたらお申し付け下さいませ。(一部有料になる場合もあります。)製造メーカーならではの対応をさせていただきます。